タイトルビジュアル版 逆説の日本史2 古代編 下
著者・編者;井沢 元彦
出版社;小学館
出版年;2009年
ISBN;9784093798013
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内容紹介

聖徳太子が604年に制定したと伝えられる「十七条の憲法」は720年に成立した『日本書紀』に全文が掲載されている。 条文が17しかないこの憲法は第1条と第17条で、話し合うことこそ一番大切であると説いている。日本人が信じているのは神ではなくて話し合いという技術なのだ——。
本書は『週刊ポスト』誌上での連載が800回を越えた歴史ノンフィクション『逆説の日本史』のビジュアル版第2弾。 写真、イラスト、地図、年表などを多用した「見せるページ」が満載。主なテーマは「聖徳太子とわの精神」 「日本人と言霊信仰」「日本怨霊史」「藤原一族の陰謀史」など盛り沢山。 神話の時代から受け継がれてきた日本人の行動原理の根本を「十七条の憲法」条文から読み解いていく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井沢元彦
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
  • 第1章 聖徳太子「超人伝説」と厩戸皇子の実像―法隆寺の『玉虫厨子』が暗示する「日出ずる処の天子」の“自殺” 
  • 第2章 十七条憲法と「わ」の精神の源流―天皇になれなかった皇太子に贈られた「聖徳」の称号 
  • 第3章 天智VS天武「壬申の乱」と天皇家の血統―東アジア情勢に翻弄された「皇位継承」の熾烈 
  • 第4章 東大寺大仏殿に秘された平城京の深層―聖武天皇はなぜ世界最大の金銅仏を建立したのか 
  • 第5章 称徳女帝が画策した「道鏡皇帝」計画―「藤原史観」が錯覚させた「愛人伝説」の真実に迫る 
  • 第6章 平安建都を断行した桓武天皇の怨霊対策―風水思想に基づいた「千年都市」設計を大研究 
  • 第7章 天皇家を支配した藤原一族の大陰謀―中臣鎌足から藤原道長までの「血と権力」の抗争史 
  • 第8章 『源氏物語』の誕生と仮名文学の発達―日本で世界最初の大長編小説が書かれた奇蹟 
  • 第9章 言霊信仰と『万葉集』『古今和歌集』の謎―日本人を呪縛する“もう一つの行動原理”とタブー感覚