タイトル東西ベルリン動物園大戦争
著者・編者
  • ヤン・モーンハウプト 著
  • 黒鳥 英俊 監修
  • 赤坂 桃子 訳
出版社;CCCメディアハウス 
出版年;2018年
ISBN;9784484181080
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内容紹介

冷戦時代、壁で分断されたベルリンにあった2つの動物園では、東西の威信をかけて競争が激化していた。ゾウや珍しい動物の数を競い合い、シュタージ(東の秘密警察)がお金を集めてメガネグマを買ったかと思えば、西のシュミットはパンダを入れるために画策する…。動物園はレジャー施設で、体制の象徴だった。いままで知られていなかった冷戦の歴史に迫るノンフィクション。

出版社からのコメント

推薦文: 「動物園人」にしかわからない不思議な世界がある。 ドイツを舞台に、その秘密の扉を開けてみよう。
山極寿一 博士(霊長類学者/京都大学総長)

内容(「BOOK」データベースより)

西ベルリンも東ベルリンも、ある意味では町自体が二つの動物園だった。西はベルリン動物園、窮屈な壁に閉じ込められた孤島の宝。東はティアパルク、常に道半ばだった社会主義のユートピア。二つの動物園は町のシンボルで、それぞれの体制を体現していた。二人の園長はゾウや希少動物の数を競い、存在感を誇示した。冷戦下のベルリン、代理戦争の舞台になった2つの動物園のヘンテコな実話。

著者について

1983年、ドイツのルール地方に生まれる。 フリージャーナリストとして、『シュピーゲル・オンライン』、『ツァイト・オンライン』、『フランクフルター・アルゲマイネ日曜版』などさまざまなメディアに寄稿している。 『ターゲスシュピーゲル』には、東西ベルリンの動物園に関する記事を数年にわたって定期的に書いた。 本書執筆のためには、シュトゥットガルトからケムニッツまで、ドイツ各地の動物園を一年かけて体当たり取材し、公文書館をしらみつぶしに調べて回った。 スポーツ(特にサッカー)も得意ジャンル。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

モーンハウプト,ヤン
1983年、ドイツのルール地方に生まれる。フリージャーナリスト

黒鳥英俊
1952年生まれ、北海道函館市出身。京都大学大学院理学研究科後期博士課程単位取得退学。1979年から上野動物園と多摩動物公園でゴリラ、オラウータン、チンパンジーなどの類人猿の飼育を担当。2015年、37年間勤めていた動物園を退職。2010年より上野動物園で学芸員として教育普及や広報の仕事を行う。同年より、京都大学野生動物研究センターで動物園のオランウータンの研究を継続し、2015年より日本オランウータン・リサーチセンター代表を務める。また、2007年よりNPOボルネオ保全トラストジャパンの理事として国内外でボルネオに生息するゾウやオランウータンなどの野生動物の保全活動を行っている。さらに、茨城大学農学部で動物園学の非常勤講師も勤めるかたわら、多方面にわたって類人猿の保護、啓蒙活動を行っている

赤坂桃子
ドイツ語・英語翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。ノンフィクション、人文・思想、文芸など、さまざまなジャンルを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)