タイトル日本の宿命 (新潮新書)
著者・編者;佐伯 啓思
出版社;新潮社
出版年;2013年
ISBN;9784106105029
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内容紹介

幸福を求めれば求めるほど、不幸の奈落に堕ちてゆく。 民意と自由の尊重、経済発展と個人の権利……偽善栄えて、国滅ぶ。 度重なる政権交代、橋下現象など混迷の真因を、歴史的転機から鋭く抉り出す。 稀代の思想家による「反・民主主義論」。

出版社からのコメント

民意と自由、平等と権利、経済発展とヒューマニズム……いずれも尊ぶべき思想だと信奉されてきました。 本書で佐伯啓思氏はそれらをすべて根底から懐疑し、日本が「民主主義」に邁進する過程で、過った「近代主義」に陥り、社会に偽善と欺瞞がはびこってしまった因果を浮かび上がらせています。
一世風靡した「橋下現象」、度重なる「首相交代」、尖閣諸島や竹島の国境騒乱、そして自民党新政権の分析など、社会がこれほど不安定で混沌とする真因を、開国・維新、太平洋戦争、高度成長期など国家の転機などから深く分析しています。 本書は稀代の思想家による「反・民主主義論」であり、幸福感を喪失した日本社会の「諸悪の根源」に迫る至高の論考です。

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第一章:「橋下現象」のイヤな感じ/
第二章:総理の品格は、国民の品格/
第三章:無脊椎の国、ニッポン/
第四章:日本は本当に独立国か/
第五章:真珠湾攻撃から70年/
第六章:開国という強迫観念/
第七章:開国と維新の精神/
第八章:福沢諭吉と近代日本の矛盾/
第九章:1980年代論/ *******(「目次」より)
『反・幸福論』とともに必読の一冊!

内容(「BOOK」データベースより)

何かがおかしい。「嫌な感じ」がどうにも消えない。カリスマが現れても新政府ができても高邁な理想を掲げられても、絶望的いらだちが治まらないのは、なぜなのか?橋下現象、政権交代、国境騒乱等混沌の真因はどこにあるのか?維新、大戦、高度成長期等の転機から自由、平等、民主、経済成長、ヒューマニズムの追求こそが幸福であるという、この国が負わされた近代主義を徹底的に懐疑する。稀代の思想家からの鋭い一撃。

著者について

1949(昭和24)年、奈良県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。2007年、正論大賞受賞。『隠された思考』(サントリー学芸賞)、『現代日本のリベラリズム』(読売論壇賞)、『自由と民主主義をもうやめる』『反・幸福論』など著作多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐伯啓思
1949(昭和24)年、奈良県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学経済学部卒。同大学院経済学研究科博士課程単位取得。2007年正論大賞受賞。著作に『隠された思考』(サントリー学芸賞)、『現代日本のリベラリズム』(読売論壇賞)、『反・幸福論』等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)