タイトル現代文明論講義 ニヒリズムをめぐる京大生との対話 (ちくま新書)
著者・編者;佐伯 啓思
出版社;筑摩書房
出版年;2011年
ISBN;9784480066145
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内容紹介

殺人は悪か? 民主主義はなぜ機能しないのか?――ニヒリズムという病が生み出す現代社会に特有の難問について学生と討議する。思想と哲学がわかる入門講義。

内容(「BOOK」データベースより)

「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ民主主義はうまくいかないのか」―現代の社会の抱えるさまざまな難問について、京大生に問いかけ、語り合う。若い学生たちの意外な本音から、戦後日本、さらには現代文明の混迷が浮かび上がってくる。旧来の思想―戦後民主主義や功利主義、リベラリズム、リバタリアニズムでは解決しきれない問題をいかに考えるべきか。アポリアの深層にあるニヒリズムという病を見据え、それを乗り越えるべく、日本思想のもつ可能性を再考する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐伯啓思
1949年奈良県生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は社会経済学・経済思想史。著書に『隠された思考』(筑摩書房、サントリー学芸賞)、『「アメリカニズム」の終焉』(TBSブリタニカ、東畑記念賞)、『現代日本のリベラリズム』(講談社、読売論壇賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
  • 第1講 現代文明の病―ニヒリズムとは何か 
  • 第2講 なぜ人を殺してはいけないのか―自由と規範をめぐる討議1 
  • 第3講 沈みゆくボートで誰が犠牲になるべきか―自由と規範をめぐる討議2 
  • 第4講 民主党政権はなぜ失敗したのか―民主主義をめぐる討議1 
  • 第5講 政治家の嘘は許されるか―民主主義をめぐる討議2 
  • 第6講 尖閣諸島は自衛できるか―「国を守ること」をめぐる討議 
  • 第7講 主権者とは誰か―憲法をめぐる討議 
  • 第8講 ニヒリズムを乗り越える―日本思想のもつ可能性