タイトルアステイオン(80)【特集】第一次大戦100年
著者・編者
  • サントリー文化財団
  • アステイオン編集委員会 編
出版社;阪急コミュニケーションズ
出版年;2014年
ISBN;9784484142197
テキストリンクhonto amazon

内容紹介

【特集】第一次大戦100年

ちょうど一〇〇年たったから何だというのか。九九年や一〇一年とどこが違うのか。それでも、あの大戦による破壊と影響の巨大さを考えれば、改めてその意味をかみしめるのに一〇〇年の歳月が必要だったのかもしれない。それはかみしめることのできる過去、つまり「歴史」となったことを一〇〇年の区切りは象徴しているのかもしれない。 進歩の最先端にあると自負していたヨーロッパは、これによって空前の人的・物的破壊を経験した。四つの伝統ある帝国、ロシア、ハプスブルク、ドイツそしてトルコが、地球上から消滅した。文明としてのヨーロッパそのものが、深い懐疑に沈んだ。そしてヨーロッパで始まったあの大戦だが、世界の人々の運命を大きく変えた。もちろん日本人も例外ではない。 その後一〇〇年、人類は教訓を学ぼうとし、多くの試みを繰り返してきた。改めて一〇〇年前の大惨禍を想い、断罪も正当化も超えた何かを探ってみよう。あの大戦は意外にまだ我々の身近にあるのかもしれないのだから。
  • 「再臨、あるいは失われた可能性の時代」中西寛 
  • 「『ホットライン』なき世界の戦争」エリック・ゴールドスティン 
  • 「欧洲大戦と日本のゆらぎ」戸部良一 
  • 「オスマン帝国の解体とヨーロッパ」藤波伸嘉 
  • 「第一次大戦下日本の戦争報道と『戦後』論」ヤン・シュミット 
  • 「女たちのモード革命」山田登世子
【論考/世界の思潮/研究レポート】

野中尚人/遠藤晶久+ウィリー・ジョウ/三浦雅士/張競/将基面貴巳/岡田万里子/渡辺靖/藪田貫 他

【連載】 山崎正和

【座談会】 鷲田清一+佐々木幹郎+山室信一