タイトル外国人が見た日本-「誤解」と「再発見」の観光150年史 (中公新書)
著者・編者;内田 宗治
出版社;中央公論新社
出版年;2018年
ISBN;9784121025111
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内容紹介

明治初期、西洋が失った「古き良き」文明に魅了された欧米人は、数々の紀行文を記し、その影響で観光客は増加していく。日本側も「外国人の金を当てにするのは乞食同然」「一等国こそ賓客をもてなさねばならない」という論争を経て、国策としてのガイドブック作成、ホテル建設など、観光客誘致に邁進する。しかしそこには常に「見たいもの」と「見せたいもの」のギャップが存在していた。観光客誘致でたどる近代史。

内容(「BOOK」データベースより)

外国人は何を見たいのか。日本人は何を見せたいのか。明治初期、欧米の案内書では、「古き良き」文明の象徴として箱根の夜道が激賞される一方、日本側のガイドには、近代的な工場や官庁が掲載される。外国人による見どころランキングの変遷や、日本人による観光客誘致をめぐる賛否両様の議論を紹介し、日本の魅力はいったいどこにあるのか、誰がどう発見し、アピールするのかを追う。めまぐるしく変転する観光の近現代史。

著者について

内田宗治
1957年東京生まれ。早稲田大学第一文学部心理学科卒業。実業之日本社でブルーガイド編集長などを務める。国内だけでなくイタリアなどのガイドブックも編集。また自身が編集したガイドは台湾・韓国で翻訳出版されている。 主著『明治大正 凸凹地図 東京散歩』(実業之日本社、2015)、『東京鉄道遺産100選』(中公新書、2015)、『関東大震災と鉄道』(新潮社、2012)、『「水」が教えてくれる東京の微地形散歩』(実業之日本社、2013)ほか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内田宗治
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部心理学専攻(社会心理学)卒業。実業之日本社で経済誌記者、旅行ガイドブックシリーズの編集長(台湾語、韓国語版へもデータ提供)等を務めた後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
  • 第1章 妖精の住む「古き良き日本」時代 
  • 第2章 明治日本の外国人旅行環境 
  • 第3章 国際観光地、日光と箱根の発展 
  • 第4章 第一次世界大戦前後、訪日旅行者増減の大波 
  • 第5章 「見せたい」ものと「見たい」もの 
  • 第6章 昭和戦前、「観光立国」を目指した時代 
  • 第7章 昭和戦後の急成長 
  • 第8章 現代の観光立国事情